ためになるICTに関する知識

Posted on: 07/17/2016

患者の個人情報の取り扱い

患者の医療記録といった個人情報を、病院ではインターネットでの管理を進めています。電子カルテやオーダリングといったデジタル化を行うことで、経営の効率化や合理化を図ることができ、コストを抑えることができるとして導入が広がっています。さらに導入することによって、病院と地域の診療所との情報の伝達が円滑になり、連携も容易に行えることができるので、地域医療の発展にも寄与できるとして採用するケースも多くなっています。

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患者のメリットとしては、カルテをこれまでのようにスタッフが管理庫から探す必要がなく、インターネットから検索し、受診する診療科に送るのみとなっているので、待ち時間が少なくスムーズに治療を受けることができます。さらに病院内で複数の診療科の受診や検査に関しても、スタッフが資料を持ち運ぶ必要がないことから待ち時間を短縮させることができるので、これまで問題となっていた待ち時間を改善することが可能となります。

病院がインターネット化を行うメリットは、膨大なカルテなどの個人情報の資料を保管する場所を確保する必要がないことです。法律で一定期間以上のカルテの保管が義務付けられていることから、カルテの量が膨大となり、保管場所も大きな場所が必要となります。さらに管理を行う人材も必要となることから経営を圧迫することになっていました。インターネットを採用することで、サーバーに電子化させたカルテを保管し、必要時にはダウンロードするのみとなり、コスト削減につながるとして採用されています。

患者の個人情報をインターネットで運用する要因として、医療業界の制度が再編されていることがあります。治療中に違う医師からの適切な治療を行っているかといった意見を聞くセカンドオピニオンや、患者に充実した治療説明を行うインフォームドコンセントの採用があり、さらに膨れ上がる医療費の抑制から医療現場の効率化を図るため、インターネットを通じての管理が国の政策として行われています。また、診断する病院と医薬品を処方する薬局との棲み分けされたことも理由に挙げられます。